方向模索中の本読みBlog

書評Blogの予定だけど、現在方向性模索中。基本ネタバレありなので注意してね。

鈴木博之「東京の地霊(ゲニウス・ロキ)」をGoogleMapで見てみる

三冊目は鈴木博之「東京の地霊(ゲニウス・ロキ)」

東京の地霊(ゲニウス・ロキ) (ちくま学芸文庫)

東京の地霊(ゲニウス・ロキ) (ちくま学芸文庫)

 

ようやく3冊目。三月は結局更新しませんでした。スミマセン。それなりに本は読んでいるのだけど、このBlogだと地図ネタ絡んでないと紹介しにくいんですよね。

さて、本題。

本書で示す「地霊(ゲニウス・ロキ)」とは、その土地にかつて起きた神秘的、悲劇的な事情により、感性的な影響が残り、いつしかその場所そのものが、独自の精神を持つに至ったものとされている。

江戸幕府誕生時に鬼門除けとして設計された上野は、幕末に彰義隊最後の地となり、明治政府にとっても特別な場所となった。 
大久保利通暗殺の地に作られた、紀尾井町司法研修所のその後。 
昭和天皇の皇后の実家である、広尾の久邇宮邸が、後に聖心大学となり、今上天皇の妃となる学びの場となった話などなど……。

 数奇な運命を辿った土地には、人々の想いが残り、その後の歴史に影響を与えていく。無論「そうでない例」も枚挙に暇はないのだろうが、いつまで経っても処分できない土地、悲劇的な事ばかり起きる因縁の地は確かにある。

無念の想いが籠る土地、いわくつきの場所には、誰しもが近付きたくない、関わりたくないと思うものだろう。遺された人々の怖れ、尊重の想い、鎮魂の念がこうした土地を作っていくのではないか。個人的にはそのように感じました。

GoogleMap化してみたが見にくい。。。 

で、Map化してみたのがこちら。うわー見にくい。章ごとにアイコンをいちおう色分けしてありますが、パッと見なんだかわからないという……。もうすこし表現力を磨いて、後日修正出来ればと思いますが、とりあえずアップしておきます。やっつけでお恥ずかしい。本書では東京だけでなく、神奈川県内や、関西地区の物件についても言及されているので、そちらも出来る限り拾っています。まあ、実際に手元に本がある方の参考にはなるかなと。今後の改良にご期待ください(いつやるかわかんないけど)。

※本のアプリ「Stand」に書いたテキストを一部改編の上で掲載しています。