方向模索中の本読みBlog

書評Blogの予定だけど、現在方向性模索中。基本ネタバレありなので注意してね。

これで終わり?秋山瑞人「E.G.コンバット 3rd」、続きはもう出ないのかな。

この時期まではいいペースで新刊出てたのに

E.G.コンバット〈3rd〉 (電撃文庫)

E.G.コンバット〈3rd〉 (電撃文庫)

 

1999年作品。全作からおよそ7ヶ月で三作目。今回も2巻と3巻の間には『鉄コミュニケイション』の2巻が刊行されているので、実質3ヶ月で1作か。最近でもこのくらいのペースで書いてくれればいいのだけど。よしみるはこの時期3DCGに夢中だったようで、口絵の半分が3D。3Dイラストじゃ萌えらんねえんだよ(ハァハァ)。しかもルノアだけだし。この点は激しく残念。反省して欲しい。

あらすじ

ルノアを庇った罰として懲罰独房入りを命じられたカデナ。不当な判決、意図的な情報遮断、およそ実戦的とは言えない指導要綱、救世軍のあり方に疑問を感じ始めたルノアの元へ、宿敵ラセレーナから助けを求める暗号文書が届けられる。地球では今何が起きているのか。真実を確かめるべく、ルノア隊の一行は軍紀を犯し脱走を図る。

ようやく物語の謎に迫り始めるけど……

今回の犠牲者はカデナ。秋山作品で、巻の冒頭部分で思わせぶりな使われ方をしたら注意信号だ。前回のGARPといい、かなりの確率で終盤、悲惨な目に遭うことになる。それでも安易な事故犠牲に走らなかったのは高評価。カデナのルノア好き好きぶりは1巻から丁寧に書き込まれているだけに、終盤の暗転部分では無理なく感情移入することが出来た。

本巻ではようやく物語の謎に迫り始める。いかにルノアがエリートであるとは言え、おまけを何人も引き連れて、こうも簡単に脱走が成功してしまうのは何らかの意志が背後に秘められているのではないかと思いたい。

『EG Final』は何時??

だがしかし、こんなところで中断したまま、実はこのシリーズ既に20年近くも続きが出ていない。『EG Final』は何時出るんだ~。

wikipedia経由での情報だと、

E.G.コンバットFinal(予定。『電撃hp』Volume10では2001年6月10日に発売予定となっているが、10年以上が経過した2015年11月現在でも発売の兆候はない。ちなみに作者は講演会で、上下巻バージョンと全3巻バージョンのものは最後まで書き上げ編集者に渡している。その原稿データは手元にない。現在の全4巻バージョンはネタを使い切ってしまっており、続きを書くのはちょっとしんどい。と述べている。)

とあるので、完結はなんだか絶望的な感じ。でもあれからかなり歳月が過ぎているわけだし、そろそろなんとかなったりしないのだろうか。