ネコショカ

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渡瀬草一郎『空ノ鐘の響く惑星で9』はインターミッション巻?


9巻まで来て、まだ2/3!さすが大長編作品 

毎週火曜日のソラカネ感想の日。本日でやっと第9巻。

さすが大長編!二か月かかってもまだ2/3までしか来ていない。週1更新なので、全ての巻を紹介できるのは年明けになりそうだ。

空ノ鐘の響く惑星で(9) (電撃文庫)

空ノ鐘の響く惑星で(9) (電撃文庫)

 

本作は2005年刊行。シリーズ九作目。タートム編が終わり、次なるジラーハ編へと続くインターミッション的なつなぎの回。ウルクとリセリナ(+ソフィア)のドレス姿、それからディアメルのメイド姿を披露するための巻と見た。

あらすじ

タートムの侵攻を退けたアルセイフ軍。フェリオたちは久しぶりに王都セイラムに戻り、束の間の静かな時間を過ごしていた。王宮では舞踏会が開かれることになり、フェリオの傍らに立つ二人の美少女に注目が集まる。しかし宴たけなわのその時、謎の仮面の男が乱入し現場は騒然となる。メビウスと名乗る不敵に微笑む男の正体とは……。

謎の変態仮面登場!ひょっとしてラスボス?

ビジュアル的にも性格的にも「ガンダムSEED」のラウ・ル・クルーゼっぽい。わざわざ仮面して出てくるくらいだから、これまでに出てきた誰かなのかと思って、正体はリカルドなのかと想像していたのだけど違っていた。ほほう、そう来るか。どうやらこいつがラスボスの予感がする。

ウィスタルの秘密が明らかに

ウィスタルの抱えていた秘密が想像以上にヤバくて衝撃を受ける。前王陛下よ、ウィスタルを手元に置いておきたかったのは判るけど懐深すぎだろ。っていうか、王家の血筋を大事にしなさ過ぎ。第四王子ならいいかと思っていたのだろうか。レージクの件もあったから、意趣返し的な側面もあったのかもしれない。でも結果として、有能な王宮騎士団長を確保出来たのだから、高度な政治的配慮と言えないこともない。そう考えると、けっこう腹黒い人だな。

つなぎ巻が終わっていよいよ終盤戦!

ブラドーお兄ちゃんにはソフィアとのフラグがつながり、長々と引っ張ってきたクラウス-ニナ問題も意外に世話焼きなベルナルフォンの仲介でまとまりそう。話の流れからして、彼らは本筋からは離れていきそうだ。ジラーハ編を前にして、アルセイフ側の人間関係整理が終了。いよいよ終盤だな。さてこの先どうなるか。

続巻『空ノ鐘の響く惑星で10』の感想はこちらから。

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