平安時代
「アンコール!」の第二弾が登場 1985年刊行作品。『なんて素敵にジャパネスク』『なんて素敵にジャパネスク2』『ジャパネスク・アンコール!』に続くシリーズ四作目。表紙及び本文イラストは峯村良子。 『ジャパネスク・アンコール!』同様に、外伝的な作品を…
冲方丁が描く、平安歴史絵巻 2021年刊行作品。作者の冲方丁(うぶかたとう)は1977年生まれの小説家。デビュー作の『黒い季節』以来、エスエフ系統の作品を多く書いているが、2009年の『天地明察』では歴史小説にも挑戦している。『天地明察』はいきなり本屋…
『なんて素敵にジャパネスク2』の次はこれを読むべき 1985年刊行作品。『なんて素敵にジャパネスク』『なんて素敵にジャパネスク2』に続くシリーズ三作目。表紙及び本文イラストは峯村良子。 『なんて素敵にジャパネスク2』を読んだ後は、『なんて素敵にジャ…
「なんて素敵にジャパネスク」シリーズ最高傑作 1985年刊行作品。前年に刊行された『なんて素敵にジャパネスク』の続篇。前作同様に表紙及び本文イラストは峯村良子によるもの。 イラストが後藤星に替わった新装版は1999年に登場。表紙を飾っているのは鷹男…
氷室冴子没後に発売された文庫未収録作品集 2012年刊行作品。作者の氷室冴子(ひむろさえこ)は1957年生まれ。シリーズ累計800万部を誇る『なんて素敵にジャパネスク』他、多数のヒット作で知られ、1980年代のライトノベル界(当時はライトノベルとは言わな…
冲方丁、三作目の歴史小説 2013年刊行作品。冲方丁(うぶかたとう)は、2009年の『天地明察(てんちめいさつ)』から歴史小説を書くようになった。2012年には二冊目の歴史小説となる『光圀伝』を上梓。そして三作目の歴史小説となるのが本作『はなとゆめ』で…
氷室冴子、もうひとつの平安朝コメディ 前後編の二巻構成で、前編が1983年1月刊行、後編が同2月刊行。氷室冴子としては10冊目、11冊目の単著ということになる。ちなみにこの作品の前に刊行されたのが『雑居時代』、続いて刊行されたのが『シンデレラ迷宮』で…
澁澤龍彦、最後の作品。あらすじと各エピソードごとのネタバレ感想を掲載。ざっくり地図付き。マンガ版の情報もあり。喉頭癌という死病に苦しんでいた、澁澤龍彦自身の葛藤が主人公の高丘親王に多分に投影されている。次第にその肉体は病み衰えて行くが、反…