西尾維新
戯言シリーズが帰ってきた! 2023年刊行作品。驚くなかれ、西尾維新の「戯言(ざれごと)シリーズ」に、18年の歳月を経て続巻が登場した。 「戯言シリーズ」は西尾維新のデビュー作『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』に始まる全九冊のシリーズだっ…
「りすか」シリーズついに最終巻! 2020年刊行作品。『新本格魔法少女りすか』『新本格魔法少女りすか2』『新本格魔法少女りすか3』に続く、「りすか」シリーズの四作目。2004年に始まった「りすか」シリーズが17年の歳月をかけて遂に完結した。西尾維新やれ…
コミック誌に連載されていた西尾維新作品 2007年刊行作品。西尾維新のJDCトリビュートシリーズの第二弾。講談社のコミック誌、月刊少年シリウスに2005年7月から2005年12月まで、連載されていた内容をまとめたものである。え?小説なのにコミック誌に連載?と…
「りすかシリーズ」「戯言(人間)シリーズ」「世界シリーズ」のレビューが一通り終わったので、本日は西尾維新のこちらの作品をご紹介したい。 JDCトリビュート作品群のひとつ JDCシリーズは1996年刊行の『コズミック』に始まる、清涼院流水(せいりょうい…
「世界」シリーズの第四作、以後未完 2008年刊行作品。『きみとぼくの壊れた世界』『不気味で素朴な囲われた世界』『きみとぼくが壊した世界』に続く「世界」シリーズの四作目になる。タイトル22文字もあって長ええ。 このシリーズ、奇数巻は櫃内くんと病院…
「世界」シリーズの第三作 2008年刊行作品。『きみとぼくの壊れた世界』『不気味で素朴な囲われた世界』に続く「世界」シリーズ三作目。第四作としては『不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界』がある。 初出は「メフィスト」。今回、話としては別…
「世界」シリーズの第二作 2007年刊行。『きみとぼくの壊れた世界』の続編というか、直接的な続編というわけではなく、世界観を共有した姉妹編的な作品である。「世界」シリーズとしては第二作に相当する。シリーズの続巻としては『きみとぼくが壊した世界』…
「世界」シリーズの第一作 2003年刊行作品。その後、『不気味で素朴な囲われた世界』『きみとぼくが壊した世界』『不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界』と続いていく、「世界」シリーズの一作目である。なお、2022年5月時点で未完のままである。 …
戯言シリーズの用語辞典 西尾維新の戯言シリーズ、そして人間シリーズの感想をつらつらと書き飛ばしてきた。だいたいこれで書き終えたかな?と思っていたけど、まだこちらの作品が残っていた。 『ザレゴトディクショナル』は2006年刊行作品。戯言シリーズの…
「人間」シリーズの最後は戯言遣い編! 2010年刊行作品。戯言シリーズのスピンアウト作品として始まった「人間」シリーズも遂にこれでラストである。「人間」シリーズは、殺し名の第三位に列せられる殺人鬼集団零崎一賊の面々が主役を飾ってきた。シリーズの…
「人間」シリーズ零崎双識(マインドレンデル)編 2010年刊行作品。西尾維新の「人間」シリーズもいよいよあと二冊。四冊ある人識編の第三弾は「零崎双識との関係」である。 講談社(西尾維新)文庫版は2014年に登場している。毎回書くのもアレだけど、ノベ…
「人間」シリーズ伊織ちゃん編 2010年刊行作品。西尾維新の「人間」シリーズ、最後の人識編は四冊同時刊行!ということでそのうちの二冊目が、今回ご紹介する「無桐伊織との関係」である。 無桐伊織(むとういおり)は『零崎双識の人間試験』で登場した、も…
「人間」シリーズ、人識編は四冊同時刊行 2010年刊行作品。西尾維新の「人間」シリーズもようやく最後の人識(ひとしき)編なのだが、まさかの四冊同時刊行である!刊行タイトルは以下の通り。 匂宮出夢との関係 無桐伊織との関係 零崎双識との関係 戯言遣い…
戯言シリーズスピンアウト「人間」シリーズの第三弾 2008年刊行作品。西尾維新の「人間」シリーズも今回で三作目となる。 講談社(西尾維新)文庫版は2012年に刊行されている。ノベルス版にはカードゲーム風のおまけカードが封入されていたが、文庫版では入…
戯言シリーズスピンアウト「人間」シリーズの第二弾 2006年刊行作品。前作の『零崎双識の人間試験』より、作中の時系列で言うと五年程前のお話。タイトルの読みは「ぜろざききししきのにんげんのっく」。 雑誌「ファウスト」に掲載された「零崎軋識の人間ノ…
戯言シリーズからのスピンアウト 2004年刊行作品。講談社BOOK倶楽部に2002年12月から2003年5月にかけて連載されていたものを加筆修正の上で書籍化したもの。戯言シリーズ初の外伝的な作品である。イラストは、戯言シリーズ同様に竹が担当している。タイトル…
戯言シリーズの最終巻(いちおう) 2005年刊行作品。戯言シリーズ最終三部作の第三弾。遂にこれでシリーズ完結。今回の表紙はウェディングドレス姿の玖渚友(くなぎさとも)である。 講談社文庫版は2009年に登場している。 ネコソギラジカル(下) 青色サヴァ…
戯言シリーズ最終章の二作目 2005年刊行作品。戯言シリーズ最終三部作の第二弾である。 表紙は誰だよこいつと一瞬思ったけど、想影真心さんらしい。ビジュアル的には女だけど、話し方は男。この作品であまり性別を気にしても仕方が無いのかも知れないけど、…
戯言シリーズ最終章スタート 2005年刊行。戯言シリーズ最終三部作の第一弾である。 表紙は哀川さんらしいのだが、イラストレータの竹の画風はこのあたりから変わり始めていて、初見時は一瞬誰だか判らなかった。本編中のキャラクター挿絵もシャープな部分が…
リヴァーシブルカバーに注目! 2003年刊行作品。『クビキリサイクル』『クビシメロマンチスト』『クビツリハイスクール』『サイコロジカル』の続巻。戯言シリーズも本作で五作目。 デフォルト状態が拘束衣というインパクト十分の新キャラ匂宮兄妹が登場。い…
シリーズ四作目は上下巻の大長編 2002年刊行作品。『クビキリサイクル』『クビシメロマンチスト』『クビツリハイスクール』と来て今回は『サイコロジカル』ようやくタイトルが「クビ」から離れたね。 サブタイトル、上巻は「兎吊木垓輔(うつりぎがいすけ)…
戯言シリーズの三作目 2002年刊行作品。ボリューム的には少しダウンして200頁弱。前作の半分程度である。『クビキリサイクル』『クビシメロマンチスト』に続く、シリーズの三作目となる。 今回のヒロインはロリ系美少女の紫木一姫(ゆかりきいちひめ)。アル…
戯言シリーズの二作目『クビシメロマンチスト』のネタバレ感想です。シリーズ全作の感想もアリ。
祝☆西尾維新デビュー20周年!ということで、本日はこちらの作品をリライトして再掲。なんだかんだ言って、戯言シリーズが大好きなわたし。 祝西尾維新デビュー20周年!!読者の皆様へ、西尾維新さんよりメッセージです#西尾維新 #NISIOISIN pic.twitter.com/…
本日は西尾維新が手掛けた、数少ないノベライズ作品として『DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件』をご紹介したい。 西尾維新による『DEATH NOTE』ノベライズ 本作は2006年刊行。言わずとしれたベストセラーコミック『DEATH NOTE(デスノ…
西尾維新『新本格魔法少女りすか』シリーズのあらすじとネタバレ感想。1巻と2巻の感想もあります。 ようやく完結しそうなので嬉しい! 長い間、続きが書かれなかった理由の考察なんかも書いてます。
※2021/1/6追記 文庫版がリリースされたのに伴い再読中。既にレビュー済の作品だが、加筆修正の上で再アップ! 新本格魔法少女りすかシリーズの第二弾 2005年刊行作品。りすかシリーズ二作目。「ファウスト」のVOL.3とVOL.4に掲載された二作品に書き下ろし一…
※2020/12/26追記 最終巻を読むために、一巻から再読をしています。なにせ十数年ぶりなので。とりあえず一巻を読み切ったのでレビューを刷新!二巻以降も随時レビューを修正していくのでしばらくお待ちを 西尾維新が描く”魔法少女” 2004年刊行作品。「ファウ…
戯言シリーズのスピンアウト作品「最強シリーズ」 西尾維新の「戯言シリーズ」には、いくつかの派生シリーズがある。殺人鬼の一族零崎家の人々を描いた「人間シリーズ」、そして作中最強の人物である哀川潤を主人公に据えた「最強シリーズ」である。 「最強…
『刀語』シリーズの外伝的な作品 2008年刊行。その前年に一年間毎月一冊刊行され、計十二巻で完結した『刀語』シリーズのスピンアウト作品である。タイトル名『真庭語』は「まにわがたり」と読む。「まにわご」ではないので注意したいしたい。 作中では全編…