ネコショカ

毎日夜20時更新。ネコショカは猫の書架
雑食系の書評Blogです。なんでも節操なく読んでます
基本ネタバレありなので注意してね

西尾維新

『零崎人識の人間関係 戯言遣いとの関係』西尾維新 「人間」シリーズ最終巻!

「人間」シリーズの最後は戯言遣い編! 2010年刊行作品。戯言シリーズのスピンアウト作品として始まった「人間」シリーズも遂にこれでラストである。「人間」シリーズは、殺し名の第三位に列せられる殺人鬼集団零崎一賊の面々が主役を飾ってきた。シリーズの…

『零崎人識の人間関係 零崎双識との関係』西尾維新 「人間」シリーズ双識編

「人間」シリーズ零崎双識(マインドレンデル)編 2010年刊行作品。西尾維新の「人間」シリーズもいよいよあと二冊。四冊ある人識編の第三弾は「零崎双識との関係」である。 講談社(西尾維新)文庫版は2014年に登場している。毎回書くのもアレだけど、ノベ…

『零崎人識の人間関係 無桐伊織との関係』西尾維新 「人間」シリーズ伊織編

「人間」シリーズ伊織ちゃん編 2010年刊行作品。西尾維新の「人間」シリーズ、最後の人識編は四冊同時刊行!ということでそのうちの二冊目が、今回ご紹介する「無桐伊織との関係」である。 無桐伊織(むとういおり)は『零崎双識の人間試験』で登場した、も…

『零崎人識の人間関係 匂宮出夢との関係』西尾維新 「人間」シリーズ最終章

「人間」シリーズ、人識編は四冊同時刊行 2010年刊行作品。西尾維新の「人間」シリーズもようやく最後の人識(ひとしき)編なのだが、まさかの四冊同時刊行である!刊行タイトルは以下の通り。 匂宮出夢との関係無桐伊織との関係零崎双識との関係戯言遣いと…

『零崎曲識の人間人間』西尾維新 「人間」シリーズ第三弾

戯言シリーズスピンアウト「人間」シリーズの第三弾 2008年刊行作品。西尾維新の「人間」シリーズも今回で三作目。 講談社(西尾維新)文庫版は2012年に刊行されている。ノベルス版にはカードゲーム風のおまけカードが封入されていたが、文庫版では入ってい…

『零崎軋識の人間ノック』西尾維新 「人間」シリーズ第二弾

戯言シリーズスピンアウト「人間」シリーズの第二弾 2006年刊行作品。前作の『零崎双識の人間試験』より、作中の時系列で言うと五年程前のお話。 雑誌「ファウスト」に掲載された「零崎軋識の人間ノック1 狙撃手襲来」「零崎軋識の人間ノック2 竹取山決戦」…

『零崎双識の人間試験』西尾維新 「人間」シリーズ開幕編

戯言シリーズからのスピンアウト 2004年刊行作品。講談社BOOK倶楽部に2002年12月から2003年5月にかけて連載されていたものを加筆修正の上で書籍化したもの。戯言シリーズ初の外伝的な作品である。イラストは、戯言シリーズ同様に竹が担当している。 「人間」…

『不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界』西尾維新 「世界」シリーズ第四弾

「世界」シリーズの第四作、以後未完 2008年刊行作品。「世界」シリーズ四作目。タイトル22文字もあって長ええ。 このシリーズ、奇数巻は櫃内くんと病院坂黒猫の話、偶数巻は串中弔士(くしなかちょうし)と病院坂迷路(バックアップ含む)を中心とした構成…

『きみとぼくが壊した世界』西尾維新 「世界」シリーズ第三弾

「世界」シリーズの第三作 2008年刊行作品。初出は「メフィスト」。今回、話としては別にどうでもいいんです的な内容。内容は無いよう。 『不気味で素朴な囲われた世界』に続く「世界」シリーズ三作目。前回はチョイ役扱いに甘んじていた病院坂黒猫だが、今…

『不気味で素朴な囲われた世界』西尾維新 「世界」シリーズ第二弾

「世界」シリーズの第二作 2007年刊行。『きみとぼくの壊れた世界』の続編というか、直接的な続編というわけではなく、世界観を共有した姉妹編的な作品である。 こちらはノベルズ版だが、同時に講談社BOX版も出ている。 紛らわしいけど内容は同じ。違いはイ…

『きみとぼくの壊れた世界』西尾維新 未完の「世界」シリーズ一作目

「世界」シリーズの第一作 2003年刊行作品。その後、『不気味で素朴な囲われた世界』『きみとぼくが壊した世界』『不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界』と続いていく、「世界」シリーズの一作目である。なお、2019年8月時点で未完のままである。 …

西尾維新『新本格魔法少女りすか3』以後十余年続編が出ていない

新本格魔法少女りすかシリーズの第三弾 2007年刊行。りすかシリーズ三作目。ファウストのVOL.5~VOL.7に収録されていた作品をまとめたもの。未完状態で止まっているが、その後十年以上音沙汰なしである。 あらすじ 繋場いたちを仲間に加え、三人チームとなっ…

西尾維新『新本格魔法少女りすか2』心地よい王道展開

なんとなく、火曜日は西尾維新作品の紹介を続けている。今週も、先週に引き続き『新本格魔法少女りすか』シリーズのご紹介である。西尾維新の未完作品の一つである。 新本格魔法少女りすかシリーズの第二弾 2005年刊行作品。りすかシリーズ二作目。「ファウ…

西尾維新『新本格魔法少女りすか』魔法少女×ミステリ

西尾維新の未完シリーズ 2004年刊行作品。「ファウスト」のVOL.1とVOL.2に掲載された二作品に、書き下ろし一編を加えたもの。 2005年に第二巻(第四話~第六話)、2007年に第三巻(第七話~第九話)が刊行された。雑誌連載的には第十話が2008年に掲載されて…

西尾維新『トリプルプレイ助悪郎』JDCトリビュートの第二弾

コミック誌に連載されていた西尾維新作品 2007年刊行作品。西尾維新のJDCトリビュートシリーズの第二弾。講談社のコミック誌、月刊少年シリウスに2005年7月から2005年12月まで、連載されていた内容をまとめたものである。え?小説なのにコミック誌に連載?と…

『ダブルダウン勘繰郎』は西尾維新のJDCトリビュート作品

戯言シリーズのレビューが一通り終わったので、外伝的な位置づけの、人間シリーズについて書いてみるつもりであったが、なんとなく気が変わった(笑)。本日は西尾維新のこちらの作品をご紹介したい。 JDCトリビュート作品群のひとつ JDCシリーズは1996年刊…

全460項目の戯言辞典『ザレゴトディクショナル』西尾維新

戯言シリーズの用語辞典 先週、次は「人間シリーズ」のレビューを書くかもと書いてしまったが、戯言シリーズとしてはまだこちらの作品が残っていた。 本書は2006年刊行作品。戯言シリーズの全9冊の用語集兼ガイドブックである。 残念ながら「人間シリーズ」…

戯言シリーズ完結『ネコソギラジカル 下 青色サヴァンと戯言遣い』西尾維新

戯言シリーズの最終巻(いちおう) 2005年刊行。戯言シリーズ最終三部作の第三弾。遂にこれでシリーズ完結。今回の表紙はウェディングドレス姿の玖渚友である。 講談社文庫版は2009年に登場している。 ネコソギラジカル(下) 青色サヴァンと戯言遣い (講談社…

戯言シリーズもあと二冊!『ネコソギラジカル 中 赤き征裁VS.橙なる種』西尾維新

戯言シリーズ最終章の二作目 2005年刊行作品。戯言シリーズ最終三部作の第二弾である。 表紙は誰だよこいつと一瞬思ったけど、想影真心さんらしい。ビジュアル的には女だけど、話し方は男。この作品であまり性別を気にしても仕方が無いのかも知れないけど、…

終盤戦突入!『ネコソギラジカル 上 十三階段』西尾維新

戯言シリーズ最終章スタート 2005年刊行。戯言シリーズ最終三部作の第一弾である。 表紙は哀川さんらしいのだが、イラストレータの竹の画風はこのあたりから変わり始めていて、初見時は一瞬誰だか判らなかった。本編中のキャラクター挿絵もシャープな部分が…

西尾維新『ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹』戯言シリーズ五作目 

リヴァーシブルカバーに注目! 戯言シリーズも本作で五作目。2003年刊行作品。 デフォルト状態が拘束衣というインパクト十分の新キャラ匂宮兄妹が登場。いつものことながら、この作家はキャラを立てるのがメチャクチャ巧い。 リバーシブルな表紙カバーがネタ…

西尾維新『サイコロジカル 兎吊木垓輔の戯言殺し/曳かれ者の小唄』戯言シリーズ四作目 

シリーズ四作目は上下巻の大長編 2002年刊行作品。『クビキリサイクル』『クビシメロマンチスト』『クビツリハイスクール』と来て今回は『サイコロジカル』ようやくタイトルが「クビ」から離れたね。 サブタイトル、上巻は「兎吊木垓輔(うつりぎがいすけ)…

姫ちゃん登場巻!『クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子』西尾維新

戯言シリーズの三作目 2002年刊行。ボリューム的には少しダウンして200頁弱。前作の半分程度である。 今回のヒロインはロリ系美少女の紫木一姫(ゆかりきいちひめ)。アルトリコーダー振り回している段階で激しくロリ度アップ(個人の見解である)。確実にク…

巫女子ちゃんが素敵すぎる『クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識』西尾維新

戯言シリーズの二作目 2002年刊行。前作『クビキリサイクル』の段階で、既にその雰囲気は濃厚ではあったのだが、本作でハッキリとこの作家はミステリを書くつもりなんててんでないことが理解出来た。二番目の殺人?においての、主人公に関する描写はどう考え…

西尾維新のデビュー作『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』

戯言シリーズのレビューを始めるよ! 平成も終わろうとしている今日この頃だが、特にいつもと変わらず、毎週火曜日恒例の西尾維新作品レビューをお届けしたい。 『刀語』シリーズの全巻レビューが終わったので、いよいよ戯言シリーズの紹介に取り掛かりたい…

西尾維新『DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件』

今週のお題「平成を振り返る」に本日も便乗。平成屈指の売り上げを誇ったコミック作品と言えば『DEATH NOTE』である。夜神月VSエルの壮絶な頭脳戦に痺れた読者は多いのではないだろうか。 当ブログでは毎週火曜日に西尾維新作品の感想レビューをお届けしてい…

西尾維新『真庭語(まにわがたり)』初代真庭忍群の物語

『刀語』シリーズの外伝的な作品 2008年刊行。その前年に一年間毎月一冊刊行され、計十二巻で完結した『刀語』シリーズのスピンアウト作品である。タイトル名『真庭語』は「まにわがたり」と読む。「まにわご」ではないので注意したいしたい。 作中では全編…

これで完結!西尾維新『刀語 第十二話 炎刀・銃』

講談社BOX12ヶ月連続刊行"大河ノベル"遂に完結 2007年刊行。毎月刊行。全十二巻シリーズの大河小説も遂に最終巻だ。 なにはともあれ企画倒れにせずに、毎月一冊刊行という過酷なスケジュールをこなした作者とイラストの人に拍手を。なんだかんだ言って全部揃…

次回で完結!西尾維新『刀語 第十一話 毒刀・鍍』

講談社BOX12ヶ月連続刊行"大河ノベル"も残り一冊に! 2007年刊行。十二ヶ月連続刊行の十一作目。長らく続いてきたこのシリーズもいよいよ次がラストである。 あらすじ 奇策士とがめと虚刀流の遣い手鑢七花は新・真庭の里を目指していた。それは毒刀・鍍を手に…

物語の全体像が見えてきた、西尾維新『刀語 第十話 誠刀・銓』

講談社BOX12ヶ月連続刊行"大河ノベル"の十作目 2007年刊行。シリーズ10作目。全十二冊。毎月刊行。遂に大詰め。VSねーちゃん戦以降、あまり盛り上がって来なかったけど、ここいらあたりからスパートかかってくる感じ。 あらすじ 虚刀流の遣い手鑢七花と、奇…