2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧
「裏世界ピクニック」シリーズの第三弾 2018年刊行作品。『裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル』『裏世界ピクニック2 果ての浜辺のリゾートナイト』に続くシリーズ第三弾である。 これまで1冊あたり4編を収録して来た「裏世界ピクニック」シリーズだ…
歴史小説×ミステリ 2020年刊行作品。作者の田中啓文(たなかひろふみ)はエスエフから、ホラー、ミステリの世界まで幅広い守備範囲を持つ作家である。歴史小説ジャンルにもいくつもの著作があるが、今回は歴史小説×ミステリの組み合わせで勝負してきた! 本…
2021年最新版。330冊。124,000円を売り上げたノウハウをまとめました。初心者でも簡単!どんな本が売れるのか。売れやすくする工夫を紹介しています。
桜庭一樹の出世作! 2004年刊行作品。最初はライトノベルレーベルの富士見ミステリー文庫からの登場であった。その後、直木賞作家にまでブレイクしてしまった桜庭一樹(さくらばかずき)の出世作である。 桜庭一樹は、1999年のデビュー作『ロンリネス・ガーデ…
阿津川辰海の三作目 2019年刊行作品。『名探偵は嘘をつかない』『星詠師の記憶』に続く、阿津川辰海(あつかわ たつみ)の三作目。 阿津川辰海は1994年生まれ。光文社の新人発掘プロジェクト「KAPPA-TWO(カッパツー)」出身の作家である。デビューした光文…
碓氷優佳シリーズの一作目 2006年刊行作品。石持浅海(いしもちあさみ)は2002年に『アイルランドの薔薇』でデビューして、以後年一冊ペースで良作を配給(というイメージ)。本作が五作目となる。このミス2006年版国内部門第二位の作品。当初は、祥伝社のノ…
「裏世界ピクニック」シリーズの第二弾 2017年刊行作品。『裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル』に続くシリーズ第二弾である。 おススメ度、こんな方におススメ! おすすめ度:★★★(最大★5つ) ネット怪談好きの方。「きさらぎ駅」「姦姦蛇螺」「須…
森見登美彦のデビュー作 第15回の日本ファンタジーノベル大賞の大賞受賞作品。2003年刊行。今は説明の必要もないほどの人気作家、森見登美彦のデビュー作が本作だ。当時の森見登美彦は現役の京大生。在学中にこれほどの快作を書きあげていたとは恐るべしなの…
※2022/05/06追記 最終巻『後宮の烏7』の感想を書きました。 シリーズ累計80万部突破! 2020年刊行作品。『後宮の烏』『後宮の烏2』『後宮の烏3』『後宮の烏4』に続く、『後宮の烏』シリーズの五作目にあたる。 前巻の感想でシリーズ累計50万部突破!と書いた…
野尻抱介の代表作 2002年刊行。1999年~2000年にかけて「SFマガジン」に掲載された短編作品「太陽の簒奪者(さんだつしゃ)」「蒼白の黒体輻射」「失われた思索」をリライトした上で長編作品に改稿したもの。ハヤカワSFシリーズJコレクションからの登場であ…
菅浩江の代表作 2000年作品。1993年から1998年にかけて、早川書房「SFマガジン」に単発で掲載されていた作品群に書き下ろし(「この子はだあれ」)を加えて、単行本として刊行された作品である。 第54回日本推理作家協会賞の長編および連作短編集部門、更に…