ネコショカ

毎日夜20時更新。ネコショカは猫の書架
雑食系の書評Blogです。なんでも節操なく読んでます
基本ネタバレありなので注意してね

米澤穂信

米澤穂信『ふたりの距離の概算』古典部シリーズ五作目

古典部メンバーたちが二年生に! 2010年刊行。『氷菓』『愚者のエンドロール』『クドリャフカの順番』『遠まわりする雛』に続く、古典部シリーズの五作目である。 2009年から2010年にかけて、雑誌「野生時代」に連載されていた作品を単行本化に際して加筆修…

米澤穂信『遠まわりする雛』地方都市のうつろいゆく春夏秋冬

古典部の春夏秋冬を描いたシリーズ初の短編集 2007年刊行。『氷菓』『愚者のエンドロール』『クドリャフカの順番』に続く、古典部シリーズの四作目。 2002年から2007年にかけて、雑誌「ザ・スニーカー」「野生時代」に掲載された作品を集めた短編集。最後に収…

『クドリャフカの順番』古典部シリーズ三作目、直面するそれぞれの限界

古典部シリーズ第三作目 2005年刊行。『氷菓』そして『愚者のエンドロール』に続く米澤穂信の古典部シリーズ第三作。三年振りのシリーズ再開だが、評価が上がったのか文庫ではなくソフトカバー版での刊行である。 前作の『愚者のエンドロール』はアントニイ…

米澤穂信『さよなら妖精』そして『花冠の日』非日常の希求と哲学的な意味

米澤穂信の出世作 米澤穂信の三作目。2004年刊行。東京創元社のミステリ・フロンティア枠で刊行された作品。2001年の『氷菓』、そして2002年の『愚者のエンドロール』から二年の沈黙を経て久々に出た新刊が本作である。2005年版の「このミス」では国内20位に…

『愚者のエンドロール』米澤穂信の古典部シリーズ第二作

古典部シリーズ第二作 2002年刊行。『氷菓』に続く米澤穂信の古典部シリーズ第二作である。 こちらも当初はスニーカー文庫のミステリ倶楽部枠で刊行され、現在は通常の角川文庫版に切り替わっている。表紙のデザインがまるで違うね。 愚者のエンドロール (角…

『氷菓』米澤穂信のデビュー作にして、古典部シリーズの一作目

米澤穂信のデビュー作 2001年刊行。第五回角川学園小説大賞奨励賞受賞作。同大賞はこの年から、ヤングミステリー&ホラー部門を創設しており、当該部門で、奨励賞を受賞したのが本作だ。米澤穂信のデビュー作である。 2001年は角川スニーカー文庫に、サブレー…

犬を探す探偵の物語 米澤穂信「犬はどこだ」

米澤穂信初の大人が主人公の作品 犬はどこだ (創元推理文庫) 作者: 米澤穂信 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2008/02/29 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 60回 この商品を含むブログ (145件) を見る 紺屋S&Rシリーズの第一弾、ではあるが、今のと…