ネコショカ

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2023年に読んで面白かった新書・一般書10選

『嫉妬と階級の『源氏物語』』大塚ひかり

ロケットもの

『天の光はすべて星』フレドリック・ブラウン 宇宙に憑かれた男は夢をかなえられたのか

邦題タイトルがかっこいい! 1953年作品。オリジナルの米国版のタイトルは『The Lights in the Sky Are Stars』。 筆者のフレドリック・ブラウン(Fredric William Brown)は1906年生まれのアメリカ人作家。1972年に亡くなられている。 最初のハヤカワ文庫版1…

『猫の地球儀』秋山瑞人 知性を持った猫たちの切ない物語

秋山瑞人『猫の地球儀』(電撃文庫、2000年作品)のネタバレ感想、あらすじ、考察などを載せています。

『火星へ』メアリ・ロビネット・コワル 1960年代の有人火星ミッション

レディ・アストロノートシリーズの長編二作目 2021年刊行作品。作者のメアリ・ロビネット・コワル(Mary Robinette Kowal)は1969年生まれのアメリカ人作家。オリジナルの米国版は2018年に刊行されており原題は『The Fated Sky』である。 昨年紹介した『宇宙(…

『夏のロケット』川端裕人 サントリーミステリー大賞優秀作品賞受賞作

川端裕人のデビュー作 1998年刊行作品。第15回のサントリーミステリー大賞の優秀作品賞受賞作。作者の川端裕人(かわばたひろと)は1964年生まれで、本作がデビュー作となる。ちなみに大賞は結城五郎の『心室細動』。 夏のロケット 作者:川端 裕人 文藝春秋 …

『宇宙(そら)へ』メアリ・ロビネット・コワル わたしは宇宙に行きたい!

ネビュラ賞、ヒューゴー賞、ローカス賞、サイドワイズ賞を受賞! 2020年刊行作品。作者のメアリ・ロビネット・コワル(Mary Robinette Kowal)は1969年生まれのアメリカ人作家。 本作『宇宙(そら)へ』の、オリジナル米国版は2018年に刊行されており、原題は…