ネコショカ

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ライト文芸

『閻魔堂沙羅の推理奇譚 落ちる天使の謎』木元哉多 落ちてくる美少女は死亡フラグ

「閻魔堂沙羅の推理奇譚」シリーズの五作目 「閻魔堂沙羅の推理奇譚」シリーズの全巻読破企画の五回目。 本作は2019年に刊行されている。木元哉多(きもとかなた)の五作目の作品である。デビュー二年で五冊刊行とはあいかわらず凄まじい執筆速度である。一…

『死なない生徒殺人事件~識別組子とさまよえる不死~』野崎まど 不死は存在するのか?

野崎まどの第三作 2010年刊行作品。野崎まどとしては、『[映] アムリタ 』『舞面真面とお面の女』に続く三作目の作品である。 その後、野崎まどが売れっ子になるに伴い、2019年に新装版が登場している。現在買うならこちら。 死なない生徒殺人事件 ~識別組…

『ちょっと今から仕事やめてくる』北川恵海 全ての人に「ヤマモト」が居てほしい

北川恵海のデビュー作 2015年刊行作品。作者の北川恵海(きたがわえみ)は1981年生まれ。本作が第21回電撃大賞の電撃小説大賞部門〈メディアワークス文庫賞〉を受賞し、作家デビューを果たしている。マイナビの記事によると2019年1月の時点で70万部!の大ベ…

『閻魔堂沙羅の推理奇譚 点と線の推理ゲーム』木元哉多 沙羅ちゃんの日常が明らかに!

「閻魔堂沙羅の推理奇譚」シリーズの四作目 「閻魔堂沙羅の推理奇譚」シリーズの全巻読破企画の四回目をお届けしたい。 本作は2018年刊行作品。木元哉多(きもとかなた)の四作目の作品である。この作家のデビュー年は2018年なので、なんとこの時点で四冊目…

『閻魔堂沙羅の推理奇譚 業火のワイダニット』木元哉多 どうして彼は殺されたのか?

「閻魔堂沙羅の推理奇譚」シリーズの三作目 2018年刊行作品。先月から開始した「閻魔堂沙羅の推理奇譚」シリーズの全作読破企画の三回目である。作者の木元哉多(きもとかなた)としてもこれが三作目。2018年はこのシリーズ、いきなり四冊も刊行されているん…

『閻魔堂沙羅の推理奇譚 負け犬たちの密室』木元哉多 めんどくさい男たちVS沙羅ちゃん

「閻魔堂沙羅の推理奇譚」シリーズの二作目 2018年刊行作品。先日紹介した木元哉多(きもとかなた)による『閻魔堂沙羅の推理奇譚』シリーズの第二作である。 あらすじ 殺人事件の捜査中、事件の核心に迫る寸前に刺殺された刑事。ゆすり屋稼業で荒稼ぎした男…

『処女のまま死ぬやつなんていない、みんな世の中にやられちまうからな』葵遼太 名作だからみんな読んで!

葵遼太のオリジナル第一作! 2020年刊行作品。作者の葵遼太(あおいりょうた)は1986年生まれ。 デビュー作は、太宰治の『人間失格』をベースにしたSFアニメ映画『HUMAN LOST』のノベライズ版である(原案は冲方丁だ)。 HUMAN LOST 人間失格 ノベライズ(新…

『また君と出会う未来のために』阿部暁子 『どこよりも遠い場所にいる君へ』の続編が登場

『どこよりも遠い場所にいる君へ』の4年後の物語 2018年刊行。2019年に出た、『どこよりも遠い場所にいる君へ』の4年後を描いた続編的な作品。主人公は異なるが、前作の主な登場人物たちも登場するので、ご安心を。 ちなみに、前作の感想はこちらからどうぞ…

『閻魔堂沙羅の推理奇譚』木元哉多 第55回メフィスト賞受賞作品 シリーズ一作目!

「閻魔堂沙羅の推理奇譚」シリーズの一作目 2018年刊行作品。第55回メフィスト賞受賞作品。「閻魔堂沙羅の推理奇譚(えんまどうさらのすいりきたん)」は木元哉多(きもとかなた)のデビュー作である。イラストは望月けいが担当している。 一昔前であれば、…

『どこよりも遠い場所にいる君へ』阿部暁子 そして、もう一つのエピローグ「天国へ続く橋」

『どこよりも遠い場所にいる君へ』のネタバレ感想。作品の考察と、作者・阿部暁子の経歴を紹介。 もう一つのエピローグ「天国へ続く橋」 続篇『また君と出会う未来のために』の感想もあります。

『後宮の烏4』白川紺子 寿雪が探す4つの「失せ物」

シリーズ累計50万部突破! 2020年刊行作品。『後宮の烏』『後宮の烏2』『後宮の烏3』に続く、『後宮の烏』シリーズの四作目にあたる。 4巻の帯によるとなんとシリーズ累計で50万部を突破したとのこと。スゲー。オレンジ文庫の稼ぎ頭になるまで盛り上がってき…

『紅蓮館の殺人』阿津川辰海 謎解きが先か、火事から逃げるのが先か

阿津川辰海の三作目 2019年刊行作品。『名探偵は嘘をつかない』『星詠師の記憶』に続く、阿津川辰海(あつかわ たつみ)の三作目。 阿津川辰海は1994年生まれ。光文社の新人発掘プロジェクト「KAPPA-TWO(カッパツー)」出身の作家である。デビューした光文…

『ネガレアリテの悪魔 黎明の夜想曲』大塚已愛 シリーズ二作目が登場!

「ネガレアリテの悪魔」シリーズの第二作 2019年刊行作品。作者の大塚已愛(おおつかいちか)は2018年に『鬼憑き十兵衛』(応募時タイトルは『勿怪の憑』)で日本ファンタジーノベル大賞を受賞。併せて、『ネガレアリテの悪魔 贋物たちの輪舞曲』(応募時タ…

『ネガレアリテの悪魔』大塚已愛 登場した絵画も併せてご紹介します

角川文庫キャラクター小説大賞受賞作 2019年刊行作品。KADOKAWA主催による、第四回角川文庫キャラクター小説大賞の大賞受賞作。『鬼憑き十兵衛』でファンタジーノベル大賞を受賞した、大塚已愛(おおつかいちか)の第二作でもある。 特徴のある画風だから、…

『[映]アムリタ』野崎まど 最原最早の初登場作品

野崎まどのデビュー作 2009年刊行作品。昨今、各方面で活躍し、知名度の上がっている野崎まどのデビュー作 である。 第16回電撃小説大賞にて、新設されたメディアワークス文庫賞を受賞。電撃系のライト文芸レーベルメディアワークス文庫の創刊ラインナップに…

『後宮の烏3』白川紺子 呪詛を受ける者

※2020/5/2追記 『後宮の烏4』の感想も書きました!こちらからどうぞ 『後宮の烏3』から地図が入った 2019年刊行作品。『後宮の烏』シリーズの三作目。一作目の『後宮の烏』が2018年4月、二作目の『後宮の烏2』が2018年12月、そして今回の『後宮の烏3』が2019…

河野裕『いなくなれ、群青』階段島シリーズ一作目を読んでみた

新潮文庫nexの第一期作品 2014年刊行作品。河野裕(こうのゆたか)による「階段島」シリーズの一作目である。ちなみに階段島の読みは「かいだんとう」であり、「かいだんじま」ではないので注意が必要である(ずっと「かいだんじま」だと思ってた)。 新潮社…

『後宮の烏2』白川紺子 深まる謎と寿雪の決意

※2020/5/2追記 『後宮の烏4』の感想も書きました!こちらからどうぞ 『後宮の烏』の第二弾 2018年刊行作品。同年に刊行され、好評を博した『後宮の烏』の続編である。一年も経たないうちに第二巻を出してくるとはさすがはライトノベル系作家。筆が早い。 あ…

白川紺子『後宮の烏(からす)』はしんみり泣ける中華ファンタジーの佳品

下鴨アンティークの白川紺子(こうこ)最新シリーズ。 集英社オレンジ文庫『後宮の烏(からす)』のあらすじ、各エピソードの考察とネタバレ感想を書いています。 後宮の奥深く、<烏妃>と呼ばれる妃の物語。