ネコショカ

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ブックレコメンドへの寄稿始めました

小川一水

『復活の地3』小川一水 復興半ばで起こる新たな事態にどう備える

『復活の地』シリーズの完結編 2004年刊行。第一巻、第二巻と毎週月曜日にお届けしてきた、小川一水による、大都市災害復興シミュレーション小説の最終巻である。最後の巻になって、ようやくセイオとスミルのツーショット表紙が登場。これはちょっと嬉しい。…

『復活の地2』小川一水 復興院の総裁にはなってみたけれど……

『復活の地』シリーズの第二作 2004年刊行作品。先週に引き続き、小川一水の『復活の地』シリーズ全三巻の連続感想をお届けしたい。 『復活の地』はエスエフ仕立ての大都市災害復興シミュレーションだ。未曽有の大震災からいかにして人々を守り、都市を復興…

『復活の地1』小川一水 大震災からの復興物語

『復活の地』シリーズの第一作 なんとなく、毎週月曜は続き物作品の紹介を続けている。先週で『導きの星』四部作の紹介が終わったので、今週からは同じく小川一水作品である『復活の地』全三巻の感想をお届けしたい。 本作は2004年刊行。ベストSF2004国内部…

『導きの星4 出会いの銀河』小川一水 更に物語の深みが増すシリーズ最終巻!

「導きの星」シリーズ全四巻、完結! 第一巻「目覚めの大地」 、第二巻「争いの地平」、第三巻「災いの空」と、毎週月曜日に続けてお届けしてきた、小川一水初期の名作『導きの星』シリーズの連続紹介も遂に最終巻。本日は、第四巻「出会いの銀河」をご紹介…

『導きの星3 災いの空』小川一水 航空機の登場と世界の危機

「導きの星」シリーズの第三作 第一巻「目覚めの大地」 、第二巻「争いの地平」と、毎週月曜日に続けてお届けしてきた、小川一水初期の名作『導きの星』シリーズの連続紹介。本日は第三巻「災いの空」をお届けしたい。2003年に刊行された作品である。二十年…

『導きの星2 争いの地平』小川一水 種の発展に争いは避けられないのか?

「導きの星」シリーズの第二作 2002年刊行作品。先週から始めている小川一水の「導きの星」シリーズの、連続感想二回目である。全四回であと二冊分あるので、しばしお付き合いいただければと。 おススメ度、こんな方におススメ! おすすめ度:★★★★(最大★5…

『導きの星1 目覚めの大地』小川一水 異種文明の歴史を見守る公務員が主人公

北方「水滸伝」の連続感想がようやく終わったので、今週からはジャンルをガラッと変えて、小川一水のこちらの作品をご紹介したい。 小川一水作品はここからガチ 2002年刊行作品。ハルキ文庫のヌーヴェルSFシリーズからの登場。全四巻の『導きの星』シリーズ…

『ファイナルシーカー レスキューウイング』小川一水 レスキューの最高峰、航空自衛隊救難飛行隊の活躍を描く

航空自衛隊救難飛行隊が舞台 2006年刊行作品。小川一水初のMF文庫作品。この時期の小川一水作品に多かった、公務員がとにかく頑張る系のお話である。サブタイトルは「レスキューウィングス」。 恥ずかしながらよく知らなかったのだが、本作はアニメの『よみ…

『アース・ガード ローカル惑星防衛記』「小川一水」としてのデビュー作

「小川一水」名義で書かれた最初の作品 1998年刊行作品。1996年に第6回ジャンプ小説大賞で大賞を受賞した、河出智紀名義の『まずは一報ポプラパレスより』に続く二作目の作品である。 本作から筆名が小川一水に変わっている。つまり小川一水名義で刊行された…

『強救戦艦メデューシン』小川一水 絶望的な状況で孤軍奮闘するナースたちの物語

ソノラマ文庫時代の小川一水作品 上巻が2002年、下巻が2003年に刊行。小川一水お得意の架空世界モノ。全六章構成で、各編だけを取ってみてもいちおう読める体裁になっている。 小川一水は近年の大活躍もあって、ゼロ年代に発表された旧作品の復刊活動が盛ん…

『フリーランチの時代』小川一水の第二短編集

ヴァラエティに富んだ内容の短編集 2008年刊行作品。SFマガジン等に掲載された作品群をまとめた小川一水の第二短編集。第一短編集である『老ヴォールの惑星』のスケールの大きさに較べるとやや小粒かな。 あらすじ 火星探査に訪れた隊員たちを待ち受ける奇想…

『疾走!千マイル急行』小川一水 列車砲、装甲列車が登場する冒険活劇

超豪華特急を舞台とした架空世界モノ 2005年刊行作品。夢の超豪華特急を舞台とした架空世界モノ。この手の架空世界の設定造りがこの作家はホントに大好き。 本作は19世紀のイギリス的な世界観をベースに、故国を失った少年少女たちが、国の命運をかけて大国…

『時砂の王』小川一水、初の時間SF

時間モノの醍醐味を堪能できる一作 2007年刊行。本作『時砂(ときすな)の王』は文庫書き下ろし作品だった。 どうしてJコレクション枠で出なかったのが謎である。小川一水はハヤカワからは既に『第六大陸 』『復活の地』を上梓しており、ブレイクモードに入…

小川一水『ハイウイング・ストロール』年上の女性との冒険行

ソノラマ文庫時代の小川一水作品 2004年刊行作品。 1996年に『まずは一報ポプラパレスより』でデビューした小川一水は、その後ゼロ年代の前半までは、朝日ソノラマのソノラマ文庫を主要な作品発表媒体としていた。本作はそのうちの一作である。 本作は空を飛…

硬軟取り混ぜた小川一水の初期短編集『老ヴォールの惑星』

小川一水の初期作品集 2005年刊行。ベストSF2005国内部門第一位の作品。 初出は「ギャルナフカの迷宮」が同人誌「Progressive25」。「老ヴォールの惑星」「幸せになる箱船」が「SFマガジン」。最後の「漂った男」のみが書き下ろし作品となっている。ファース…

小川一水のデビュー作『まずは一報ポプラパレスより』シリーズ全二作を読む

実は乙一と同期だった小川一水 本日は『まずは一報ポプラパレスより』シリーズを二作まとめてご紹介したい。 本作は、エスエフ作家、小川一水のデビュー作だが、デビュー当時は河出智紀という筆名で刊行されていた。今は亡き新書サイズの「JUMP jBOOKS」レー…