ネコショカ

毎日夜20時更新。ネコショカは猫の書架
雑食系の書評Blogです。なんでも節操なく読んでます
基本ネタバレありなので注意してね

アート

中公新書『マグダラのマリア エロスとアガペーの聖女』がメチャメチャ面白い

「マグダラのマリア」の受容史 2005年刊行。筆者の岡田温司(おかだあつし)は1954年生まれの西洋美術史の研究家。現在は京都大学大学院教授。 これは面白い!本書は名前だけは知っていても、あまり日本人には縁が薄い「マグダラのマリア」さんについての考…

河鍋狂斎の幽霊画から始まるミステリ、北森鴻『狂乱廿四孝』

北森鴻のデビュー作 1995年作品。第六回鮎川哲也賞受賞作。北森鴻(きたもりこう)の第一作である。『狂乱廿四孝』は「きょうらんにじゅうしこう」と読む。 作者の北森鴻は1961年生まれ。残念ながら2010年に48歳の若さで早逝されている。 本作の原形となった…

巨匠たちのマネタイズ大作戦!『ルネサンスの世渡り術』

「クーリエ・ジャポン」の連載記事が単行本に 2018年刊行。刊行は芸術新聞社から。 本書は、Webマガジン「クーリエ・ジャポン」に連載されていた、「リナシタッ ルネサンス芸術屋の仕事術」(記事閲覧は有料)を加筆修正の上で単行本化したもの。 筆者の壺屋…

図像学×ミステリの面白さ。飛鳥部勝則「殉教カテリナ車輪 」

飛鳥部勝則の第一作品 殉教カテリナ車輪 (創元推理文庫) 作者: 飛鳥部勝則 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2001/07 メディア: 文庫 クリック: 3回 この商品を含むブログ (9件) を見る 第九回鮎川哲也賞受賞作品。飛鳥部勝則の処女作品。1998年に刊行さ…