ネコショカ

毎日夜20時更新。ネコショカは猫の書架
雑食系の書評Blogです。なんでも節操なく読んでます
基本ネタバレありなので注意してね

江戸時代

『鬼憑き十兵衛』大塚已愛 成長物語、ボーイミーツガール、伝奇小説の愉しみ、全てがここにある!

2018年の日本ファンタジーノベル大賞受賞作 2019年刊行作品。大塚已愛(おおつかいちか)のデビュー作である。2018年の日本ファンタジーノベル大賞受賞作だ。ちなみに応募時タイトルは『勿怪の憑』。 作者の大塚已愛は『ネガレアリテの悪魔 贋者たちの輪舞曲…

中公新書『藩とはなにか 「江戸の泰平」はいかに誕生したか』藤田達生 感想

軍拡バブルの弾けたあとに 2019年刊行。筆者の藤田達生(ふじたたつお)は、三重大学、同大学院の教授で、専攻は日本近世国家成立史の研究。 内容はこんな感じ 安土桃山時代から江戸時代へ。戦乱の続いた時代から太平の世へ。この国の社会基盤は大きな変容を…

蘇我氏も平家も滅亡していなかった!『女系図でみる驚きの日本史』

蘇我氏も平家も滅亡していなかった! 2017年刊行。筆者は1961年生まれ。歴史系の著作多数。以前に読んだ『昔話はなぜ、お爺さんとお婆さんが主役なのか』が面白かったので、今回も手に取って見た次第。 大切なのは「胤より腹」。家は絶えても血は残る。歴史…

怪談仕立てのミステリ、輪渡颯介『掘割で笑う女 浪人左門あやかし指南』

メフィスト賞初の時代小説 2008年刊行。第38回メフィスト賞受賞作。メフィスト賞としては初の時代小説である。 2010年に文庫版が刊行されている。 掘割で笑う女<浪人左門あやかし指南> (講談社文庫) 作者: 輪渡颯介 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2010/01…

希代の朱印船貿易家の物語、飯嶋和一『黄金旅風』

希代の朱印船貿易家、末次平左衛門(二代目平蔵)の物語 2004年刊行。飯嶋和一の五作目の作品。 小学館文庫版は2008年に登場。 黄金旅風 (小学館文庫) 作者: 飯嶋和一 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2008/02/06 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 39回 …

江戸時代に空を飛んだ男、鳥人幸吉の一代記『始祖鳥記』

江戸時代に空を飛んだ男がいた 2000年刊行作品。飯嶋和一(かずいち)としては、四作目の作品。 2002年に小学館文庫より文庫版がリリースされている。 始祖鳥記 (小学館文庫) 作者: 飯嶋和一 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2002/11/06 メディア: 文庫 購…