ネコショカ

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2023年に読んで面白かった新書・一般書10選

『嫉妬と階級の『源氏物語』』大塚ひかり

MAP化してみた

東京の美しい本屋さん33店舗をマップ化!

書店マップ企画の第三弾 新型コロナウイルス蔓延、ついに第六波が到来。ということで、再び(というか何度目かわからんが)、引きこもり生活を強いられている方も多いのでは? ということで、久しぶりに書店マップ企画をお届けしたい。って、外に出られない…

『オルレアンの魔女』稲羽白菟 歴史の闇の中からよみがえる”魔女”

稲羽白菟の三作目 2021年刊行作品。作者の稲羽白菟(いなばはくと)は1975年生まれ。2016年に、『合邦の密室』が、第九回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞の準優秀作を受賞。2018年に同作で作家デビューを果たしている。その後、2020年に第二作…

『青ノ果テ 花巻農芸高校地学部の夏』伊与原新 宮沢賢治×ロードノベルの魅力

ブレイクしそうな伊与原新作品 2020年刊行作品。作者の伊与原新(いよはらしん)は1972年生まれ。第30回横溝正史ミステリ大賞を受賞した、2010年刊行の『お台場アイランドベイビー』がデビュー作。その後『月まで三キロ』では第38回新田次郎文学賞を受賞。『…

わざわざ行きたい!旅をしてでも行きたい!『街の本屋さん』310書店をマップ化!

今週のお題「やる気が出ない」に便乗。 各地で緊急事態宣言が発令されている中、テンションダダ落ちの方も多いであろう。 そんな時に知って頂きたいのが、全国各地のユニークな書店の数々である。コロナ禍でいますぐお出かけ!というわけにはいかないだろう…

『消失の惑星(ほし)』ジュリア・フィリップス 十二人の女性たちの心の傷をめぐる

ジュリア・フィリップスの第一作 2021年刊行作品。オリジナルの米国版は2019年刊行で原題は『Disappearing Earth』。作者のジュリア・フィリップス(Julia Phillips)は1989年生まれのアメリカ人作家。本作がデビュー作である。 巻末には、作者による謝辞、訳…

BRUTUS「本屋好き。」特集号の書店104軒をMAP化してみた

雑誌「BRUTUS」でやってる本屋特集号が面白い ツマが少し前に買ってきてくれた、「BRUTUS」の2019/11/1号を正月にパラパラめくっていたところ、これがもう知らない書店ばかりでめちゃめちゃ面白い! 「BRUTUS」は数年置き?くらいで書店特集号やムック本を出…

『高丘親王航海記』澁澤龍彦最後の作品を解説!親王の足跡マップ付

澁澤龍彦、最後の作品。あらすじと各エピソードごとのネタバレ感想を掲載。ざっくり地図付き。マンガ版の情報もあり。喉頭癌という死病に苦しんでいた、澁澤龍彦自身の葛藤が主人公の高丘親王に多分に投影されている。次第にその肉体は病み衰えて行くが、反…