方向模索中の本読みBlog

書評Blogの予定だけど、現在方向性模索中。基本ネタバレありなので注意してね。

一国のお話から世界の物語へ「空ノ鐘の響く惑星で5」

三か月に一作新刊が出ていた! 今週のお題「読書の秋」ということで、本日はゼロ年代の誇る、名作ライトノベル作品、「空ノ鐘の響く惑星で」シリーズ、第五巻の感想を書いてみた。 空ノ鐘の響く惑星で(5) (電撃文庫) 作者: 渡瀬草一郎 出版社/メーカー: KADO…

あさのあつこ「バッテリー」高まる名作の予感

シリーズ累計発行部数1,000万部越えの超ベストセラー 今週のお題「読書の秋」に便乗して、本日は「バッテリー」全6巻のうち、一作目の感想を書いてみた。このエントリを書くために調べてみたけど、いつの間にかこの作品、シリーズ累計発行部数1,000万部突破…

畠中恵「しゃばけ」シリーズの記念すべき一作目

第13回日本ファンタジーノベル大賞の優秀賞 今週のお題「読書の秋」ということで、本日紹介するのはこちら。 しゃばけ しゃばけシリーズ1 (新潮文庫) 作者: 畠中恵 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2004/03/28 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 125回 こ…

秋山瑞人の二作目「鉄コミュニケイション」はノベライズの域を超えた傑作

電撃G's文庫から電撃文庫に移籍した作品 1998年刊行。鉄(くろがね)コミュニケイション。 最初は電撃文庫で、美少女系のノベライズなんかを専門に出していた電撃G's文庫から世に出ている。それがこちら。1巻なら表紙の左下、2巻なら表紙の右下にG'sのロゴが…

大泉実成「消えたマンガ家 アッパー系の巻」で異世界を垣間見る

消えたマンガ家のその後を追うシリーズ二作目 消えたマンガ家―アッパー系の巻 (新潮OH!文庫) 作者: 大泉実成 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2000/12 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 9回 この商品を含むブログ (25件) を見る 2000年刊行。元々は太田…

大泉実成「消えたマンガ家 ダウナー系の巻」でマンガ界の深淵を覗き込む

マンガ界の闇の部分を垣間見ることの出来る一冊 消えたマンガ家―ダウナー系の巻 (新潮OH!文庫) 作者: 大泉実成 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2000/12 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 71回 この商品を含むブログ (25件) を見る 2000年刊行。元々は太…

犬を探す探偵の物語 米澤穂信「犬はどこだ」

米澤穂信初の大人が主人公の作品 犬はどこだ (創元推理文庫) 作者: 米澤穂信 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2008/02/29 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 60回 この商品を含むブログ (145件) を見る 紺屋S&Rシリーズの第一弾、ではあるが、今のと…

ここでファーストエピソード終了「空ノ鐘の響く惑星で4」

ここでお話的には一区切り なんとなく火曜日は「空ノ鐘の響く惑星で」シリーズの感想をあげる曜日になってきたので、当面はそんな感じで更新していく予定。 空ノ鐘の響く惑星で(4) (電撃文庫) 作者: 渡瀬草一郎 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メデ…

鈴木英治のデビュー作「義元謀殺」希少な今川視点の戦国モノ

角川春樹小説賞の特別賞受賞作品 義元謀殺 上 (ハルキ文庫 す 2-25 時代小説文庫) 作者: 鈴木英治 出版社/メーカー: 角川春樹事務所 発売日: 2010/09/15 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 義元謀殺 下 (ハルキ文庫 す 2-26 時代小説文庫) …

「バカ日本地図」と「バカ世界地図」で認識のねじれを楽しむ

くだらなさもここまでやると楽しい バカ日本地図―全国のバカが考えた脳内列島MAP 作者: 一刀 出版社/メーカー: 技術評論社 発売日: 2004/09 メディア: 単行本 購入: 3人 クリック: 100回 この商品を含むブログ (133件) を見る 2004年刊行。「みんなでくだら…

追憶の中の物語、トマス・H・クック「緋色の記憶」

アメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)受賞作 緋色の記憶 (文春文庫) 作者: トマス・H.クック,Thomas H. Cook,鴻巣友季子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 1998/03/01 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 23回 この商品を含むブログ (39件) を見る 1998…

わたしたちの島の話、池上永一「バガージマヌパナス」がすごくいい

第六回日本ファンタジーノベル大賞受賞作 バガージマヌパナス 作者: 池上永一 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1994/12 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (6件) を見る ちなみに同時に大賞を受賞したのがかの怪作『鉄塔 武蔵野線』@銀林みのる。この…