ドクロちゃんシリーズの第八作
2006年刊行作品。シリーズ八作目。メディアワークスの小説誌「電撃hp」の38号、40号、41号に掲載された二作品に書き下ろし二作を加えて文庫化したものである。
おススメ度、こんな方におススメ!
おすすめ度:★★★(最大★5つ)
ギャグ系のライトノベル作品を読んでみたい方、ゼロ年代のライトノベル作品を読んでみたい方、ここまで来たら「ドクロちゃん」最後まで読むしかない!と思っている方、木工ボンドへの名状しがたい愛を感じる方におススメ!
あらすじ
極貧の中でもけなげに桜クンの監視を怠らない羊角少女サバトちゃん。その日々の悪戦苦闘を垣間見る「テイルズオブサバトちゃん 幸せな結末」。中学生の夏の生活を阻む最大の敵"夏休みの宿題"、ドクロちゃんが見出した驚くべき解決法とは「『夏休みの宿題』、天使流の解決法伝授」他、計五編を収録した作品集。
ここからネタバレ
木工ボンド部が最高過ぎる
オカマ美少女西田の出番が増えている件。あれ、何時の間にステータスアップしてたんだこいつ。自分的には南さんの巫女装束のためだけにあった巻(違。カラー口絵に使うなら静希ちゃんじゃなくて南さんにすべき!と力説しておきたい。しかし、それにしても木工ボンド部の活動は最高だ。わたしも白濁の声を聞きたい(笑)。
ドクロちゃんはラジオもあったよ
ドクロちゃんのメディアミックス展開をご紹介するこのオマケコーナーも八回目。マンガを紹介して、アニメを紹介して、ドラマCDを紹介して、ゲーム版を紹介して、さすがにそろそろネタが尽きてきた(たぶん次回はネタがない)。
本日は「ドクロちゃん」のラジオ展開のお話である。こちらはアニメ化を契機として、二回ラジオ番組が制作された。
ラジオと言っても、ネット放送でTE-A room(Showgate RADIO)によるストリーミング配信形式を取っていた。パーソナリティはドクロちゃん役の千葉紗子、そしてアニメプロデューサーのUPLIFT(伊平崇耶)の両名。
アニメ一期の発売に際して配信されたのが、
「びん・かん ドクロちゃんねる」
アニメ二期の発売に際して配信されたのが、
びん・かん ドクロちゃんねるファイヤー
となっている。
原作者のおかゆまさき始め、アニメ版の監督である水島努、電撃側の編集担当であった(当時)三木一馬らが参加。毎回多彩なゲストが登場し、当時のドクロちゃんの勢いをうかがい知ることが出来た番組である。