2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧
山尾悠子の初期作品が復刊 作者の山尾悠子(やまおゆうこ)は1955年生まれの作家。主として幻想文学の書き手として知られる。 「初夏ものがたり」のオリジナルは、1980年刊行の『オットーと魔術師』(集英社文庫コバルトシリーズ)に収録されていた作品。 オ…
矢部嵩のデビュー作 2006年刊行作品。同年の、第13回日本ホラー小説大賞で長編賞を受賞している。矢部嵩(やべたかし)のデビュー作である。ちなみにこの年の大賞は「該当なし」。短編賞は吉岡暁(よしおかさとし)の『サンマイ崩れ』が受賞している。 矢部…
夕木春央の第三作品 2022年刊行作品。作者の夕木春央(ゆうきはるお)は、2019年の第60回メフィスト賞受賞作『絞首商會(こうしゅしょうかい)』がデビュー作。2021年には第二作である『サーカスから来た執達吏(しったつり)』を上梓している。 方舟 作者:…
米澤穂信の歴史ミステリが登場 2021年刊行作品。タイトルの『黒牢城』は「こくろうじょう」と読む。英題は『Arioka Citadel case』。 KADOKAWAのWEBマガジン「文芸カドカワ」及び「カドブンノベル」に2019年~2020年にかけて掲載されていた作品に、加筆修正…
栗本薫「グインサーガ」のキャラクターがその後どうなったか、シリーズ40年分のネタバレまとめ。 五代ゆう、宵野ゆめによる続篇については全話感想を掲載。 リタイア組も、継続組の方も是非ご覧ください。
続篇グイン・サーガ1年7カ月ぶりの新刊 2024年6月刊行作品。前巻の148巻『トーラスの炎』が2022年11月刊行だったので、およそ1年7カ月ぶりの新刊。147巻と148巻の刊行間隔が2年4カ月だったので、それに比べれば早かったとはいえ、相変わらず刊行ペースはゆっ…
「アンコール!」の第二弾が登場 1985年刊行作品。『なんて素敵にジャパネスク』『なんて素敵にジャパネスク2』『ジャパネスク・アンコール!』に続くシリーズ四作目。表紙及び本文イラストは峯村良子。 『ジャパネスク・アンコール!』同様に、外伝的な作品を…