ネコショカ

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2023年に読んで面白かった新書・一般書10選

『嫉妬と階級の『源氏物語』』大塚ひかり

グイン・サーガ外伝26巻『黄金の盾』円城寺忍デビュー作

栗本薫亡きあとのグインサーガ外伝四作目 栗本薫亡き後の「グインサーガ」は、まず外伝作品からリスタートした。久美沙織による『星降る草原』、牧野修による『リアード武俠傳奇・伝』、宵野ゆめによる『宿命の宝冠』と続いて、本日ご紹介するの円城寺忍によ…

ジャンヌダルクの忌日に読みたい『乙女軍曹ピュセル・アン・フラジャーイル』牧野修

先日、グインサーガ外伝として、牧野修による『リアード武俠傳奇・伝』をご紹介した。しかしながら牧野修オリジナルの作品を、まだ当Blogでは紹介していなかった。よって、本日はこちらの作品をお届けしたい。 乙女で軍曹?異形のジャンヌダルクの物語 2003…

グイン・サーガ外伝25巻『宿命の宝冠』宵野ゆめデビュー作

栗本薫亡きあとのグインサーガ外伝第三作 先々週の久美沙織による『星降る草原』、そして先週の牧野修による『リアード武俠傳奇・伝』に続いて、本日は宵野ゆめによるグインサーガ外伝『宿命の宝冠』をご紹介しよう。 2013年刊行作品である。 本作は栗本薫の…

グイン・サーガ外伝24巻『リアード武俠傳奇・伝』牧野修

栗本薫亡きあとのグインサーガ外伝第二作 本日は、先週の久美沙織『星降る草原』に続いて、牧野修によるグインサーガ外伝『リアード武俠傳奇・伝』(りあーどぶきょうでんき・でん)をご紹介したい。 2012年刊行作品である。 本作も、栗本薫の配偶者であった…

津原泰水『蘆屋家の崩壊』民俗ネタをふんだんに盛り込んだ和ホラー

時事的な流れに思いっきり便乗している気もするが、せっかくなので津原泰水作品はメチャ面白いよ!ということをわたしもアピールしておこう。 なお、津原泰水のTwitterアカウントは一時期フォローしていたものの、めんどうくさそうなキャラクターだったので…

ダイソーの読書台で京極夏彦作品を読んでみる

200円でコスパ最高のダイソーの読書台の使用レポート。厚さでは評判の京極夏彦作品でも使えるか試してみました。売ってる場所、使い方についてもレポート。

グイン・サーガ外伝23巻『星降る草原』久美沙織

既に145巻の『水晶宮の影』が刊行されているのだが、 未だ読めていないため、 栗本薫没後に刊行された外伝作品の方を先にご紹介したい。 本日は登場するのは外伝23巻、 2012年刊行の久美沙織による『星降る草原』である。 栗本薫亡きあとの外伝作品第一作 20…

グイン・サーガ続篇144巻『流浪の皇女』なかなか話が進まない

最新146巻『雲雀とイリス』の感想も書きました! 「グイン・サーガ」40年目の到達点!あの人はどうなった?も良かったらどうぞ 続篇グインも14冊目に 2018年刊行作品。栗本薫の死後に、五代ゆうと、宵野ゆめによってシリーズが再開してから五年。この巻で十…

連休中につき

今週のお題「特大ゴールデンウィークSP」ということで、本日は本の感想はお休みさせて頂きます。ごめんなさい。 今回はツマと、福島方面に遠征しています。 今朝ほど、桧原湖畔で40年前のコバルト文庫を読んでいるオッさんがいたらわたしです。 五色沼は中学…

『君の膵臓をたべたい』住野よる ネタバレ感想、映画版はここが違う!

累計260万部超の大ベストセラー作品 2015年刊行。住野よるのデビュー作である。本作はデビュー前に、各出版社の賞に応募するも入選には至らず、小説投稿サイト「小説家になろう」に掲載したところ、次第に評判となり書籍化に至った。「小説家になろう」出身…

グイン・サーガ続篇143巻『永訣の波濤』沿海州に陰謀の予感

快男児カメロン追悼 2018年刊行。前巻で明らかになったが、宵野ゆめの病気療養による降板によって、五代ゆうによる執筆巻が続いている。本巻はタイトル、表紙を見れば一目瞭然であるが、135巻『紅の凶星』で殺害されたカメロンの追悼巻となっている。 あらす…

三津田信三『スラッシャー 廃園の殺人』ホラーなのかミステリなのか?

三津田信三のサ行シリーズ 2007年刊行。わたし的には本作がファースト三津田信三作品だった。 三津田信三は2001年にデビュー。作家本人と同姓同名の三津田信三が登場するシリーズと、作家刀城言耶が活躍するシリーズ、そして探偵の弦矢俊一郎が活躍する死相…