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2019年に読まれた記事ベスト10 本感想ブログのアクセス傾向まとめ


あけましておめでとうございます。

今週のお題「2020年の抱負」ということで、昨年、当Blogで読まれた記事を振り返りつつ、今年の予定についても、だらだらと書いていく所存。

2019年に読まれた記事ベスト10

2019年に読まれた記事ベスト10

では、まずランキング発表!

ちなみにシリーズものはまとめて集計している。

1位:「グインサーガ」シリーズ

オリジナル版の作者である栗本薫が他界して10年。もうどの程度の方が読んでいるのか謎なのだが、意外といっては失礼だけどまだまだ相応の関心はあるみたい。続篇分の感想しかあげてないので、今年は栗本薫時代の作品の感想も書こうかな。

特に読まれているのはこちらの40年分の経緯をまとめたエントリ

なんとか、最終巻の『豹頭王の花嫁』が出るまで生きていたいものだけど、版元側に完結させる意思があるのか微妙なので、どうなることやら。

「グインサーガ」を読まれてきた方、同世代の方も多いと思うので、今後も是非お付き合い下さい!

2位:白川紺子『後宮の烏』シリーズ

なぜかわからないのだが、このBlogで異常に読まれているのがこちらの記事。実は単巻のアクセスではこの作品がトップなのだ。

第一巻の完成度が高く、商業的にも成功してしまったため、二巻以降は急遽設定を盛ってお話を膨らませている感があるので、これが奏功するかどうか。きちんとファンタジー世界としての輪郭を形作れるかどうかが今後の成否を分けるかと思われる。2020年も期待のシリーズ。

3位:秋山瑞人作品シリーズ

当Blogで唯一全作コンプリートで紹介できているのが、秋山瑞人による一連の作品群である。 全6作14冊、プラス短編二作分のアクセス合計。ちなみに単巻でのアクセストップはEG3

超絶遅筆、読者泣かせの寡作っぷりで名高いこの作家だが、今年こそ新刊は出るのだろうか?

4位:小野不由美「十二国記」シリーズ

18年ぶりの長編新作『白銀の墟 玄の月』が刊行。2019年最大のヒット作となった「十二国記」シリーズについては既刊をすべて再読。シリーズ9作+関連ニュースのまとめ記事で10本エントリを書いた。今年後半からのエントリなのに、まんべんなく読んでいただけた印象。

単巻の感想で一番読まれたのはこちらのエピソード0『魔性の子』のエントリ

数多くの謎を残して終わった『白銀の墟 玄の月』だが、次回作の短編でその謎は解明されるのだろうか?

5位:佐々木丸美「孤児シリーズ」

佐々木丸美による往年の名作「孤児」シリーズ四作。『雪の断章』『わすれな草』『花嫁人形』『風花の里』四作合計でのランクイン。

単巻でのトップはやはり『雪の断章』だった。この時期の佐々木丸美作品は、物語の密度が濃く、独特の文体も冴えまくりでどれも絶品。2000年代に入って全作が復刊を遂げたので、新たな読者も増えているようで喜ばしい限り。

佐々木丸美作品は全17作。現在10作目まで感想エントリを書いている。全作コンプリートするつもりなので、気長にお待ちいただきたい。

6位:新海誠『小説 秒速5センチメートル』

『小説 秒速5センチメートル』のノベライズ感想がまさかのランクイン。夏にテレビ放映されて、瞬間最大風速的にめちゃアクセスが伸びた。やっぱり、あのラストに衝撃を受けて救いを求めて検索している人が多かった。

トレンド系は当たるとでかい。狙って流行りそうなエントリを書ければ強いと思うけど、なかなか難しいよね。

なお、新海誠作品については、監督本人によるノベライズと、他の作家によるノベライズで二冊作品が刊行されるケースが多く、二つの解釈が楽しめる趣向となっている。

『秒速5センチメートル』のノベライズは、加納新太版も独自のオリジナルエピソードが加味されているので、気になる方は要チェックである。

7位:阿部暁子『どこよりも遠い場所にいる君へ』

夏に読みたい一作。阿部暁子のボーイミーツガールの名作 『どこよりも遠い場所にいる君へ』がランクイン。

「どこよりも遠い場所にいる君へ 読書感想」で、なぜか8月にアクセスが爆増したタイトル。中高生の皆さんのお役に立てたかどうかは謎。夏休みの読書感想文によるアクセス増の凄さを実感した。

このシリーズは、続篇の『また君と出会う未来のために』も良作なのでおすすめ。まだまだ続きが出てほしい。

8位:小野不由美「悪霊」シリーズ

小野主上強し。「十二国記」だけでなく「悪霊」シリーズもベスト10入り。

こちらは、旧版である講談社X文庫ティーンズハート版と、新版であるメディアファクトリー版(ゴーストハント)の両方を読んで、その違いをまとめているマニアックな企画。

途中から「十二国記」の再読を優先してしまったので3巻で止まっているのだが、今年はその続きについても書いていく予定。マンガ版、アニメ版の比較もやっていくのでお楽しみに。

9位:サラ・ウォーターズ『荊の城』

単巻で唯一ベスト10入りしたのが、サラ・ウォーターズの『荊の城』。作品のクオリティの高さ(マジで超絶面白い)、微百合感、ヴィクトリア朝モノの名作ということもあってか、年間通してコンスタントにアクセスを稼いでくれたエントリ。

同じ時代を描いたサラ・ウォーターズの作品としては『半身』も名作なので、未読の方はぜひ読んでみて!

10位:メルカリで本を高く売るコツ(利益、値付、発送、NGポイント)

昨年は、実家の整理を行ったこともあり、書籍を大量に処分した。メルカリで書籍を売りまくった際のノウハウをまとめたエントリ。現在では累計80,000円分以上は売っているので、そうとうノウハウがたまった実感がある。

読書感想ではない、企画モノのエントリとしては唯一ベスト10入り。エントリを書いて数か月してから、じわじわアクセスが上がってきた。やはり、こういう記事は投入してから数か月は様子を見る必要があるのかも。

その他の読書ネタ系の企画エントリとしては、ダイソーの読書台で京極夏彦作品を無理やり読んでみた企画や、初めてモニター記事を書かせていただいたBenQさんのデスクライト「MindDuo」レビューもあるので、興味のある方は是非ご覧ください。

本感想ブログのアクセス傾向まとめ

まとめるとこんな感じ。

1)シリーズものの感想を複数作品書いていくことで、検索上位に入ってこれる。感覚的には各2,000文字~3,000文字くらい

2)一冊だけの単巻エントリでは、どんなに有名な作品の感想を書いても、検索で上位に入ることは難しい。単巻で頑張るなら、せめて同じ作家の作品についても感想を書いて、作家名でカテゴリを作る

3)夏休みの読書感想文需要や、人気アニメのテレビ放映による瞬間的なアクセスが発生する。狙って取れたら大きいかも。

4)固定ファンがついているやや古い作品(グインサーガや、秋山瑞人、佐々木丸美作品など)について、ガチの感想を束で書いていくと競争相手が少ない分、検索上位が取れる

2020年の更新方針

毎日更新を現在460日ほど継続しているのだが、500日程度でいったん止める予定。

連日の更新を続けていられるのは、以前書いていたブログの記事ストックが1,000冊程度あって、そのリライトだけで済んでいるからというのが大きい(全体の7~8割)。

旧ブログのエントリは、1990年代~2000年代前半と古めの書籍感想が多く、文字数も少ない(1,000文字程度)ので、検索ボリュームはほとんど出ない。ただ、ロングテールの尻尾の部分を地味に担ってくれており、総量ではバカにならないアクセスが取れてはいるのだけど。

更新頻度を減らした分のリソースは、既存記事のリライトと、新規記事の充実化に割いていく予定。読書感想以外の企画ネタは、もう少し増やしたい。

それから、仕事絡みでもあるのだが、Google アナリティクスの個人認定資格(GAIQ)を取る予定なので、個人的な勉強にリソースを取られてしまうかな。

今年もよろしくお願いします

ということで、今年は若干更新頻度が減るかもしれないが、引き続きご愛顧をよろしくお願いいたします。

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